
ムン・チェウォン、『鬼市』挑戦の感想「鏡の中の自分ではなく、欲望に囚われた人物を演じた」
映画『鬼市』で初のホラー演技に挑戦する女優ムン・チェウォンが、キャラクター準備中に感じたことや撮影のビハインドストーリーを伝えた。
9日午後、ソウルCGV龍山アイパークモール店で行われた映画『鬼市』のメディア試写会および記者懇談会で、ムン・チェウォンは劇中、外見への不満を抱くキャラクター「チェウォン」を演じたことについて率直な心境を明かした。
ムン・チェウォンは「私はホラー映画をあまり見ることができない方なので、俳優としてこのようなジャンルに挑戦する機会がなかった。オファーを受けて結果が気になり、ファンや観客にも新しい姿を見せられると思い、軽い気持ちで始めた」とホラー映画出演のきっかけを説明した。
キャラクター準備について、ムン・チェウォンは「時間はあまりなかったが、美しくなりたいという気持ちは女性として当然なので、難しくなく没頭できた。ただ、少しでも欲望に囚われた人物を表現しようと集中した」と付け加えた。
彼女はまた、「撮影現場では恐怖を感じることは難しく、ジスさんの明るい性格のおかげで楽しく撮影できた。外見に満足できない気持ちは誰にでもあることで、そこからキャラクターが始まった。『撮影中、鏡を見たときは、実際の私ではなく、カメラ監督が撮っている鏡の中の人物を演じた』」とユーモラスに語った。
映画『鬼市』は来る17日に公開される予定だ。
ムン・チェウォンは2006年のシットコム『コンフィデンスマンJP』でデビューした後、ドラマ『風の絵師』、『華麗なる遺産』、『お嬢さまをお願い!』、『グッド・ドクター』、『花咲く花』、『悪の花』など、多様な作品で主演を務め、確かな演技力を築いてきました。特に時代劇と現代劇を行き来しながら幅広い演技スペクトルを見せ、最近はスクリーンでも活発な活動を続けています。