
YouTuberツヤンさんへのストーカー・名誉毀損容疑「カセヨン」キム・セウィ代表、検察へ
YouTuberのツヤンさん(本名:パク・チョンウォン)さんをストーキングし、名誉を毀損した疑いで告訴されたYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」(以下、カセヨン)のキム・セウィ代表が、検察に送致されました。
9日、ソウル江南警察署は、キム代表をストーキング処罰法違反、情報通信網法上の名誉毀損、脅迫などの容疑で在宅起訴( 불구속 송치)したことを明らかにしました。キム代表は昨年7月、カセヨンYouTubeチャンネルを通じて、ツヤンさんがYouTuberのクジェイ氏から脅迫されたという趣旨の録音内容を公開し、ツヤンさんの過去の遊興業所での勤務経験に言及して論争の中心に立ちました。
これに対し、ツヤンさんは元交際相手の暴力と強要によって一時的にそのようなことをしたと釈明しましたが、キム代表は釈明は事実ではないという主張を続けました。その後、ツヤンさんはキム・セウィ代表を相手取り、名誉毀損、ストーキング処罰法違反、脅迫などの容疑で江南警察署に告訴しました。この事件は、当初今年2月に警察から「証拠不十分」を理由に不起訴処分( 불송치 결정)を受けましたが、ツヤンさん側がソウル中央地検に異議申請を提起し、検察が追加捜査を指示したことで、事件は再び浮上しました。
江南警察署は捜査チームを交代して再配置し、4月にはツヤンさん側が告訴人調査のために警察に出席しましたが、「被害者として保護されていない」という理由で調査を中断して帰宅した経緯があります。ツヤンさん側の法律代理人であるキム・テヨン弁護士は、「公人の私生活を悪用して金銭的収益を上げる行為は中断されなければならない」とし、「検察が迅速に起訴し、裁判所で厳格な判断を下してくれることを願う」と述べました。裁判所は以前、2度にわたりキム代表に対し、ストーキング行為の中断を命じる「暫定措置決定」を下したことがあります。これに対し、ツヤンさん側は「キム代表が数ヶ月にわたり数十回にわたりツヤンさんについて言及し、苦しめた」という立場を堅持しています。検察は警察が補完した捜査資料に基づき、今後の起訴 여부를検討する予定です。
ツヤンさんは、可愛らしい外見とは裏腹の大食いコンテンツで絶大な人気を誇るYouTuberです。2018年にYouTube活動を開始し、着実なモッパン(大食い)コンテンツで視聴者数を増やしてきました。時には社会的な問題に対する自身の考えを表明するなど、ファンとのコミュニケーションも大切にしています。