
パク・ジニョン、大衆文化交流委員会の共同委員長に就任「K-POPを世界の架け橋に」
JYPエンターテインメントの創設者であり、韓国を代表するプロデューサー兼歌手のパク・ジニョン氏が、大統領直属「大衆文化交流委員会」の共同委員長に内定し、その抱負を語りました。
大統領室のカン・フンシク秘書官は9日、龍山(ヨンサン)の大統領室で会見を開き、「5大文化強国」実現に向けた同委員会の今月中の発足を発表。文化体育観光部のチェ・ユンヒ長官と共に、パク・ジニョン氏を共同委員長に内定したことを明らかにしました。
パク・ジニョン氏はSNSを通じ、「政府の仕事を引き受けることは、エンターテインメント業界の人間としては多くの面で大きな負担と心配を伴うが、現在のK-POPが持つ特別な機会を逃してはならないという思いから決断した」と心境を述べました。
彼は2003年に米国へ渡り、現地のレコード会社に所属歌手の広報資料を配布した経験や、2009年にガールズグループWonder Girlsが韓国歌手として初めてビルボードの「Hot 100」チャートにランクインした出来事を振り返り、「K-POPが世界中で愛されること」が自身の変わらぬ夢であると強調しました。
さらに、現場での経験から必要だと感じてきた制度的な支援を具体化し、実効性のある支援策を講じること、そして後輩アーティストたちがより良い機会を得られるよう努力することを約束。K-POPが一段階飛躍し、世界の人々がお互いを理解し交流する場となるよう、最善を尽くすと決意を表明しました。
パク・ジニョンは、JYPエンターテインメントの創設者であり、韓国を代表する音楽プロデューサー、歌手、ダンサーです。1994年にソロ歌手としてデビューして以来、数多くのヒット曲を生み出してきました。また、Wonder Girls、2PM、TWICE、Stray Kidsなど、数々の人気グループを成功に導き、K-POPの世界的普及に貢献した人物として知られています。