
「ガルクラ3」優勝チームリーダーIBUKI、ツアー不参加の論争について心境を語る
「ストリートウーマンファイター3」で優勝したチーム、大阪・オジョウガンのリーダーIBUKIが、ワールドツアー「THE REAL STAGE」への不参加を巡る論争について、自身のSNSで心境を明かしました。IBUKIは9月8日、長文の声明を発表し、「ソウル公演に参加できなかったことを、そしてファンの皆様との約束を守れなかったことを、心からお詫び申し上げます」と述べました。
ツアーは9月6日から7日にかけてソウル・蚕室室内体育館で開幕しましたが、IBUKIの姿が見られないことに多くのファンが疑問を抱きました。ステージ上で、大阪・オジョウガンのメンバーは直接ファンに謝罪し、中には涙を見せるメンバーもいました。
その後、制作側はIBUKIが健康上の理由で9月13日の釜山公演にも不参加となることを発表しました。しかし、IBUKIはこの発表が十分な話し合いなしに行われたと主張し、遺憾の意を示しました。彼女は「アーティストとして、自分の意見を表明する機会さえ与えられず、契約書への署名を強要される状況でした。当時、韓国の弁護士と相談していました」と、当時の状況を説明しました。IBUKIは、ソウル公演での真実を公表しなかったのは、メンバーやファンを傷つけたくなかったからだとし、主催者側が円滑な復帰のために協力してくれることを願うと述べました。
IBUKIの声明後、同じく出演者のMALI(MOTIVE)が彼女を支持するコメントを発表し、一部のファンからは制作会社への批判の声が上がっています。一方で、大阪・オジョウガンの他のメンバーは、ファンへの感謝の言葉に留まり、特別なコメントは出していません。また、IBUKIとマネージャーが他のメンバーと共有されていない別途の契約を求めたという報道もあり、契約上の問題が論争の火種となっている可能性も示唆されています。コンサート関係者はOSENに対し、「現在、公式な立場を検討中です」とコメントしました。
IBUKIは、日本のストリートダンスシーンにおいて、パワフルなパフォーマンスとカリスマ性で注目されているダンサーです。大阪・オジョウガンのリーダーとしてチームを「ストリートウーマンファイター3」優勝に導き、その知名度を大きく高めました。卓越したダンススキルだけでなく、チームを率いるリーダーシップも多くのファンから支持されています。