
ムン・ソリ、世界の飢餓撲滅へWFPに賛同 「韓国が受けた恩返しに貢献でき光栄」
韓国の女優ムン・ソリが、国連世界食糧計画(WFP)と共に、世界的な飢餓撲滅に向けた取り組みに賛同した。
WFP韓国事務所は8日、ムン・ソリがWFPの活動を広め、国際社会の関心を促すキャンペーン映像に参加したことを発表した。公開された映像で、ムン・ソリは深刻な世界の食糧危機とWFPの人的支援活動を紹介し、より多くの人々の参加を訴えた。
ムン・ソリは、過去に韓国がWFPから受けた支援に言及し、現在韓国がWFPに最も貢献している国の一つとなったことに感謝の意を示した。「私たちが受けた支援を返すという素晴らしい活動に貢献でき、光栄です」と述べ、「食糧が平和への道であるというWFPの信念に深く共感します」と感想を語った。
WFP韓国事務所長のイ・ヒョンジ氏は、「韓国を代表する女優ムン・ソリさんが、食糧危機解消のために声を上げてくださり、心から嬉しく、感謝しています」とし、「飢餓のない世界(Zero Hunger)に向けたWFPの旅路に、多くの方々が共に歩んでくださることを願っています」と述べた。
WFPと韓国は特別な縁があり、韓国は1964年から1984年までの約20年間WFPの支援を受けたが、現在ではWFPへの支援国として最も多く貢献する国の一つへと成長し、2024年にはWFPの政府公여国トップ5に名を連ねている。「Saving Lives, Changing Lives(命を救い、人生を変える)」をモットーに、紛争や災害、自然災害の危機に瀕した人々へいち早く支援を届け、長期的な自立を支援している。
ムン・ソリは1999年の映画『薄荷糖』でデビューして以来、『オアシス』、『家族の誕生』、『グエムル-漢江の怪物-』、『お嬢さん』、『野球少女』、『三姉妹』、『ハント』など、数多くの作品で幅広い演技力を見せ、批評家と大衆から称賛を受けてきました。彼女の作品は、ヴェネチア国際映画祭、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭など、数々の国際映画祭に招待され、韓国を代表する女優としての地位を確立しました。また、第41回青龍映画賞主演女優賞、第40回黄金撮影賞授賞式金賞などを受賞し、その演技力が高く評価されています。