保守派コメンテーター、チャーリー・カーク氏が講演中に銃撃され死亡 スターたちも追悼

保守派で著名なコメンテーターであるチャーリー・カーク氏（31）が、ユタ・バレー大学での講演中に銃撃され死亡するという衝撃的な事件が起きました。

現地時間10日、「アメリカン・カムバック・ツアー」の一環として行われた同大学での講演中、カーク氏は聴衆からの質問に答えている最中に、不審者から銃撃を受け、首に致命傷を負って亡くなりました。

この悲報を受け、俳優のクリス・プラット氏、タレントのメーガン・マケイン氏、スポーツメディア「Barstool Sports」創設者のデイヴ・ポートノイ氏、ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏ら著名人たちが、SNSを通じて一斉に深い哀悼の意を示しました。

クリス・プラット氏は「チャーリー・カーク氏とその家族のために祈る」と述べ、メーガン・マケイン氏は「保守派は真実のために声を上げ続ける」と強調しました。デイヴ・ポートノイ氏は「政治的立場に関わらず、アメリカ史上最も暗い日の一つだ」と語り、ピアーズ・モーガン氏は「自由と民主主義への恐ろしい攻撃だ」と憤りを示しました。

元レーシングドライバーのダニカ・パトリック氏は「精神衛生上の危機を抱える社会の悲劇だ」と指摘し、YouTuberのジェイク・ポール氏は「真実を語った彼の勇気を忘れない」と追悼しました。

NFLレジェンドのブレット・ファーブ氏や作家のスティーヴン・キング氏も追悼メッセージを寄せ、キャンディス・キャメロン・ビューレ氏やグレイシー・ハント氏は聖書の言葉を引用して哀悼の意を表しました。

特に、親友であり政治的同志でもあったドナルド・トランプ前大統領は、「偉大なチャーリー・カーク氏が旅立った」と追悼し、「アメリカの若者の心を理解していた彼は、皆に愛されていた」と述べ、妻のメラニア氏と共にカーク氏の妻と家族に深い哀悼の意を伝えました。

チャーリー・カーク氏は、2012年に「Turning Point USA」を設立し、若者の保守的価値観の普及と政治参加の促進に尽力してきました。彼は複数の著作を執筆し、自身の政治的見解を活発に発信しており、メディア出演や講演活動を通じて広く知られるようになりました。2021年には、元ミス・アリゾナUSAのエリカ・フランツベ氏と結婚し、二人の子供がいました。