
チェ・ソンウン、新ドラマ「最後の夏」で複雑な魅力を放つキャラクターを予告
女優チェ・ソンウンがKBS 2TVの新週末ミニシリーズ「最後の夏」で、多層的な魅力を秘めた「ソン・ハギョン」役を演じ、視聴者の期待を集めている。11月1日に初放送されるこのドラマは、幼馴染の男女が初恋の秘密に直面しながら展開されるリメーキング・ロマンスドラマだ。
チェ・ソンウンが演じるソン・ハギョンは、医学部を中退し、DMZに隣接するパタン面の建築職公務員となった人物。地域では「ソン博士」と呼ばれ、街路樹や電柱、近所の犬に至るまで、彼女の手が及ばないものはないほど、地域社会に深く関わっている。しかし、彼女は常に「パタン脱出」を叫び、この場所を離れたがっている。こうした逆説的な状況は、視聴者の好奇心を刺激し、今後の展開への期待感を高めている。
今回公開されたスチールカットには、銃声が響く町を自転車で出勤する姿や、名札を首にかけたまま業務関連の会話を交わすなど、ダイナミックなハギョンの日常が収められている。また、2年前のある出来事で疎遠になった幼馴染のペク・ドハ(イ・ジェウク扮)と再会し、複雑な感情に揺れる姿も捉えられている。幼い頃、ドハの家族と隣に住んでいたハギョンは、一日も早く家を売って去ろうとするが、突然現れたドハによって計画に支障が生じ、スリリングな展開が繰り広げられる見込みだ。
チェ・ソンウンは、かつて夏の間だけ滞在していたドハが再びパタン面で再会することで生じるハギョンの複雑な感情の変化を繊細に表現すると期待されている。さらに、ドハとの軽妙なやり取りやケミストリーは、「ソン・ハギョン」というキャラクターの魅力を一層引き立てるだろう。
チェ・ソンウンは2021年の映画『シチリアの太陽』でデビューしました。その後、映画『10ヶ月の未来』やドラマ『怪物』で印象的な演技を披露し、注目を集めています。最近ではドラマ『アンナ』で短くも強烈な存在感を示しました。