ホ・ナムジュン、ドラマ「百回の思い出」で初恋役を熱演…「制服を着られて感謝」

俳優ホ・ナムジュンが、JTBCの新土日ドラマ「百回の思い出」で1980年代を舞台にした初恋のキャラクターを演じ、期待を集めている。ドラマは、バスガイドだったコ・ヨンレ（キム・ダミ）とソ・ジョンヒ（シン・イェウン）、そして二人の運命の男性ハン・ジェピル（ホ・ナムジュン）を巡る切ない初恋の物語を描く。

ホ・ナムジュンは劇中、外面は完璧に見えるが深い傷を抱えたハン・ジェピル役を演じる。「このキャラクターは多くのことを隠しているので、外見上は近寄りがたいかもしれませんが、内面には傷を隠しています」と明かし、「このような複雑な感情を表現するために、現場ではむしろ子供のような純粋さを見せようと努力しました」と語った。

32歳で19歳の高校生役を演じるホ・ナムジュンは、制服を着る機会を与えられたことに対し、監督に感謝の意を示した。「外見的な部分はヘア、メイク、衣装などすべてが助けとなり、最も重要だと考えたのは、心を若く保つことでした」と付け加えた。

1980年代を直接経験していない俳優たちが、当時の雰囲気をどのように理解したのだろうか。ホ・ナムジュンは「父にたくさん尋ね、監督、脚本家と対話を通じて、その時代の感性を理解しようとしました」と述べ、単に答えを探すのではなく、時代的雰囲気を肌で感じることに集中したと説明した。

「百回の思い出」は13日夜10時30分に初放送される。

ホ・ナムジュンは2018年の演劇「月の光の観賞魚」でデビューし、2020年にはウェブドラマ「ファンタジー・ラブ」で本格的に顔を知られるようになった。彼の安定した演技力は、インディーズ映画界でも注目されており、次世代俳優としての可能性を示している。