
ミン・ヒジン氏、ILLITデビュー前に「買い占めフレーム」を計画した疑惑が浮上、法廷闘争が過熱
元ADOR代表のミン・ヒジン氏が、HYBE傘下のレーベル、BELIFT LAB所属の新人ガールズグループILLITのデビュー前から「音源買い占めフレーム」を準備していたという主張が法廷で提起され、波紋を呼んでいます。
11日午後、ソウル中央地方法院で開かれたミン氏らがHYBEを相手取って起こした株式売買代金請求訴訟の第2回弁論期日において、HYBEのチョン・ジンスCLO(最高法務責任者)はADORの監査で入手した証拠を提示し、ミン氏がILLITのデビュー前に否定的な世論工作を企画したと主張しました。
チョンCLOは「プロジェクト1945」と記された文書などを公開し、「LE SSERAFIM 2/19」や「ILLIT 3/25」といった表記が、それぞれLE SSERAFIMのカムバック日とILLITのデビュー日を指していると説明。特にILLITについては、デビュー前にもかかわらず、そのような「フレーム」を被せようとしたと強調しました。
これに対し、ミン氏はILLITの盗作疑惑は個人的な主張ではなく、コミュニティで先に提起されたものであり、ティーザー公開後から疑惑が浮上したと反論しました。しかし、チョンCLOは、誰でもデビュー後に似たような反応が出うるとして、法的な判決が出ていない盗作疑惑を権威ある評価とは見なせないと一蹴しました。
この日の法廷では、ILLITを巡る盗作および世論工作の疑惑について、両者の激しい攻防が繰り広げられ、HYBE側は単なる盗作疑惑ではなく、デビュー前のILLITに向けられた「買い占めフレーム」の試みを指摘していると述べました。
ミン・ヒジン氏はK팝業界において、独創的なコンセプトと卓越したプロデュース能力で知られる人物です。ガールズグループ「NewJeans」の成功を牽引し、それ以前にも数々のヒットグループのコンセプト企画や制作に携わってきました。現在、HYBEとの経営権紛争により、連日世間の注目を集めています。