チョン・ジョンソ、留学経験のあるカナダで『プロジェクトY』上映に感慨

女優チョン・ジョンソが、かつて留学していたカナダで映画『プロジェクトY』の上映に参加し、格別な思いを語った。第50回トロント国際映画祭（TIFF）に出席したチョン・ジョンソは、共演者のハン・ソヒと共にクロージングトークに参加し、映画や個人的な感想について語り合った。

中学生時代からカナダで暮らしていたチョン・ジョンソにとって、トロントは故郷のような場所。彼女は「家族に会えて嬉しかった」と語り、特にプレミア上映会に家族が来てくれたことに感謝の意を表明した。また、体調が優れない中でも会場を訪れたハン・ソヒにも重ねて感謝の言葉を述べ、深い仲間意識を示した。

チョン・ジョンソは、インタビュー中も手にしていたカイロを見せながら、カナダの寒い気候についてのエピソードをユーモラスに披露した。マネージャーが買ってくれた電気毛布のおかげでホテルの生活が楽になったという彼女は、満員の観客席を見て満足感を隠せなかった。

映画『プロジェクトY』は、切迫した現実から抜け出すために危険な取引に手を染める二人の女性、ミソン（ハン・ソヒ）とドギョン（チョン・ジョンソ）の物語を描いた作品で、イ・ファン監督がメガホンを取った。本作はトロント国際映画祭のスペシャル・プレゼンテーション部門に公式招待され、現地の観客から熱い注目を集めた。

チョン・ジョンソは2018年、映画『バーニング』でデビューし、一躍注目を集めました。その後、『The Witch／魔女 —増殖—』、『コール』、『グリッド』など、多様な作品で幅広い演技力を見せてきました。Netflixシリーズ『ペーパー・ハウス・コリア』では、強烈なキャラクターを演じ、世界中のファンから愛されています。