「暴君のシェフ」、後半戦の見どころ3選!ロマンス、料理対決、権力闘争がついに幕開け

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「暴君のシェフ」、後半戦の見どころ3選!ロマンス、料理対決、権力闘争がついに幕開け

Jihyun Oh · 2025年9月12日 0:38

tvNの週末ドラマ「暴君のシェフ」が、物語の折り返し地点を過ぎ、さらにスリリングな後半戦の展開を予告している。ファンタジー、ロマンス、そして料理ドラマの要素が融合した本作は、視聴者の期待をさらに高める3つのポイントを公開した。

まず、主人公ヨンジヨン(イム・ユナ)とイ・ホン(イ・チェミン)王のロマンスが本格化する。タイムスリップにより異時代を生きることになったヨンジヨンは、イ・ホンの厨房で調理係として働くうちに、次第に彼との距離を縮めていく。イ・ホンはヨンジヨンへのときめく気持ちを隠さず、彼女のためなら何でもすると約束し、二人の関係が今後どのように深まっていくかに注目が集まっている。特に、ヨンジヨンを過去へと導いた「망운록(マンウンロク)」がイ・ホンによって書かれたものであることが明らかになり、時を超えた二人の切ないロマンスへの期待感はさらに高まっている。

次に、国の命運をかけた料理対決がドラマに緊張感をもたらす。貪欲な宦官ウ・ゴン(キム・ヒョンムク)とジェサン大君(チェ・グィファ)一派は、明への過酷な朝貢要求に対抗する形で料理対決を提案する。これに対しイ・ホンは、ヨンジヨンと厨房の調理人たちを信頼して対決を受け入れ、両国のプライドをかけた激しい料理の戦いが繰り広げられる。明の料理人アビス(ムン・スンユ)の挑発に、ヨンジヨンも闘争心を燃やし、奇想天外な料理を披露すると予想されるため、果たして誰が勝利の栄光を掴むのか、成り行きが注目される。

最後に、宮廷内の権力闘争の行方も見逃せないポイントだ。ジェサン大君と手を組んだ後宮カン・モクジュ(カン・ハンナ)は、イ・ホンの母親への思慕の念を利用して彼を揺さぶり、ヨンジヨンを排除する機会をうかがっている。イ・ホンを追放し、反政(クーデター)を夢見るジェサン大君もまた、息を潜めて機会をうかがっており、不安感を増幅させている。さらに、廃妃の死を巡る真実を隠蔽しようと奔走するインジュ大王大妃(ソ・イ숙)や、ヨンジヨンを利用して権力を掴もうと画策するイム・ソンジェ(オ・ウィシク)まで、複雑に絡み合った人物たちの神経戦がドラマの面白さを一層深めるだろう。

甘いロマンス、スリリングな料理対決、そして緻密な権力闘争まで、多彩な面白さを提供し、後半戦に突入したtvN週末ドラマ「暴君のシェフ」は、来る13日(土)夜9時10分に第7話が放送される。

イム・ユナは、ガールズグループ少女時代のメンバーとしてデビュー後、女優としても活躍の場を広げている。安定した演技力と幅広い役柄をこなす能力で、ドラマ「ビッグマウス」、「キング・ザ・ランド」など数々の作品で主演を務め、女優としての地位を確立してきた。今回の「暴君のシェフ」では、タイムスリップという設定の中で時代を超えた役柄に挑戦し、新たな演技の魅力を披露している。