
ミン・ヒジン、法廷でHYBEと激突!「ILLIT」のアルバム不正操作疑惑を提起
元ADOR代表のミン・ヒジン氏が、HYBEとの法廷闘争に初めて姿を現し、正面から対決した。特にミン氏は、審理の過程でBELIFT LAB所属のガールズグループ「ILLIT」の名前を直接挙げ、アルバム販売における「不正操作(ミルオネギ)」疑惑を提起し、波紋を広げている。
ソウル中央地方法院民事合意31部で開かれたこの公判は、HYBEがミン氏に対して提起した株主間契約解除確認訴訟と、ミン氏がHYBEに対して提起した株式売買代金請求訴訟を併合して審理した。ミン氏は当事者尋問者として、HYBE側からはチョン・ジンスCLO(最高法務責任者)が証人として出席した。
表面上は株主間契約の解除とプットオプション(株式買取請求権)が争点だったが、NewJeansとの専属契約を巡る対立まで絡み合い、攻防は激化。HYBE側は、ミン氏が再交渉の過程でプットオプションの倍率を大幅に引き上げるよう要求し、所属アーティストの契約変更・解除権限まで求めたと主張した。これに対しミン氏は「嘘が多すぎる」と法廷に出た理由を明かし、強く反論した。
特にミン氏は、「ILLIT」の初動販売量が最終日に急増した点を根拠に「不正操作」疑惑を提起した。しかし、HYBE側はこれを一蹴し、調査の結果そのような事実はなかったと反論。ミン氏には関連メールを送ったと明らかにした。「奴隷契約」「ADORは空の器」といった表現を巡っても、両者の解釈は食い違った。ミン氏の当事者尋問は11月27日に追加で行われる予定で、弁論終結は12月18日となる。
ミン・ヒジン氏はSMエンターテインメント出身で、卓越したビジュアルディレクティング能力が評価され、2017年にBig Hitエンターテインメント(現HYBE)に入社しました。その後、ガールズグループNewJeansを成功裏にデビューさせ、「ADOR」の代表としての地位を確立しました。現在はHYBEとの経営権紛争で連日話題となっています。