チョン・ドンウォン、16歳で無免許運転発覚 恐喝被害の主張も批判の声

「国民の孫」として親しまれる歌手チョン・ドンウォンが、16歳での無免許運転という新たな疑惑に直面し、世論の厳しい視線を集めている。

2023年、当時未成年であったチョン・ドンウォンがトラックを運転していた事実が発覚し、道路交通法違反（無免許運転）の疑いで検察の捜査を受けていることが明らかになった。所属事務所は、実家近くの山道で約10分間、運転練習を行ったことを認め、深く反省していると謝罪した。

さらに、チョン・ドンウォン側は、この運転の様子を収めた動画が知人によって恐喝に利用されたと主張。高額な金銭を要求されたが、その後警察に通報し、加害者は現在拘束されて裁判を受けているという。しかし、この主張にもかかわらず、国民の失望感は大きい。

昨年3月には、バイクでの自動車専用道路への進入という交通違反の前科もあり、今回の無免許運転事件と重なり、ファンや大衆からの信頼を大きく損なう結果となった。ファンダム側も、いかなる理由であれ正当化できない過ちであるとし、社会の一員としての基本的なルール遵守を強く求めている。

所属事務所は、今後アーティストがより成熟した社会構成員として成長できるよう、徹底した管理と教育を約束したが、恐喝の被害者であると同時に、無免許運転という違法行為の加害者でもあるという複雑な状況に置かれたチョン・ドンウォンに対し、厳しい目が向けられている。

2007年生まれのチョン・ドンウォンは、TV CHOSUNのオーディション番組「ミスター・トロット」で注目を集めた歌手です。愛らしいルックスと年齢以上の歌唱力で「国民の孫」という愛称で親しまれています。俳優としても活動の幅を広げています。