韓国大統領、J.Y.Park氏を文化交流委員会の共同委員長に任命 - K-POPの世界的影響力拡大へ

韓国の李在明（イ・ジェミョン）大統領は、JYPエンターテインメントの創設者であり、K-POP界を代表する音楽プロデューサーであるJ.Y. Park氏を、新たに発足した「大統領室文化交流拡大委員会」の共同委員長に任命しました。これは、韓国の文化力が持つ産業的価値と国際的な影響力を最大限に活用しようとする政権の強い意志の表れです。

就任100日を迎えた記者会見で、李大統領は文化を経済政策の中核と位置づけ、「K-カルチャーは音楽、ドラマ、映画だけでなく、ビューティーや食文化に至るまで世界的に認められており、これを産業化して国民の生活に貢献する新たな成長エンジンにしなければならない」と強調しました。

9月9日に発足した同委員会は、既存の文化機関とは一線を画し、崔輝映（チェ・フィヨン）文化体育観光部長官と共にJ.Y. Park氏が共同で率います。大統領は、J.Y. Park氏を「卓越した企画力を持つ人物」と称賛し、文化の産業化とグローバル展開を力強く牽引していくことへの期待を寄せました。

J.Y. Park氏は、JYPエンターテインメントの創設者として、数多くのヒット曲を生み出したK-POP界のレジェンドです。プロデューサー業だけでなく、自身も歌手「JYP」として長年活躍し、多くのファンから支持を得ています。エンターテインメント業界で培われた彼の豊富な経験と実績は、今回の文化政策において新たな革新をもたらすことでしょう。