
ソバンチャのジョン・ウォングァン、脱退メンバーのイ・サンウォンについて語る
80年代の人気グループ、ソバンチャ(消防車)のメンバーであるジョン・ウォングァンが、グループ解散の危機を招いた元メンバー、イ・サンウォンについて語りました。
12日に公開されたYouTubeチャンネル「ソン・スンファンのワンダフル・ライフ」に出演したジョン・ウォングァンは、1987年に「昨夜の話」でデビューした3人組グループ、ソバンチャでの活動初期の思い出を共有しました。ソバンチャはデビューアルバムで大成功を収めましたが、オリジナルメンバーであったイ・サンウォンの突然の脱退により、グループ存続の危機に直面したと振り返りました。
ジョン・ウォングァンは、イ・サンウォンの脱退を「裏切り」と冗談交じりに表現しつつも、「彼は影響されやすい性格だった」と付け加えました。ソロ活動への意欲があったイ・サンウォンの気持ちは理解できるとしつつも、当時のグループの危機的状況では腹立たしくもあったと率直な心境を吐露しました。また、当時流行していた香港映画スターに似ているという周囲の声や、香港での成功の可能性を示唆する言葉が、イ・サンウォンの決断に影響を与えたと説明しました。
ジョン・ウォングァンは、メンバーの意向とは関係なく解散が発表されたと明かしました。その後、残されたメンバーのキム・テヒョンと共に、新メンバーのト・ゴヌを迎え入れました。4ヶ月の練習期間を経てリリースされた2ndアルバムも大ヒットし、グループは困難を乗り越えて成功を収めたと語りました。
ジョン・ウォングァンは、イ・サンウォンの脱退という困難な状況下でも、新メンバーと共にグループを再編成し、成功を続けた経験を語り、ファンに深い感銘を与えました。
ジョン・ウォングァンは、1980年代に一世を風靡したグループ、ソバンチャのリーダーでありメインボーカリストでした。
グループ活動後も、ソロ歌手や作曲家として着実に音楽活動を続けてきました。
現在は、テレビ番組への出演に加え、後進の指導にも力を入れていると伝えられています。