
歌手テ・ジナ、梨泰院(イテウォン)のビルを350億ウォンで売却へ…300億ウォンの差益?
Haneul Kwon · 2025年9月14日 2:03
韓国のトロット歌手テ・ジナが、ソウル市龍山区(ヨンサング)梨泰院洞(イテウォンドン)にある自身所有のビルを350億ウォン(約35億円)で売却物件として出したことが明らかになりました。
14日の報道によると、テ・ジナは2013年2月に約47億ウォン(税金含む)で購入した地下1階~地上5階建ての建物を売却に出しており、これにより莫大な差益が得られる見込みです。
このビルは現在、1階で直営のカフェ兼レストランが運営されており、3階はテ・ジナが所属する事務所、ジナエンターテインメントのオフィスとして利用されています。地下鉄6号線梨泰院駅の近くに位置し、さらに約600m先には新盆唐線(シンブンダンソン)の東氷庫(トンビンゴ)駅が開通予定であることから、交通の利便性も向上する見通しです。
建物の裏手では2027年完工予定の龍山国連(ユニオン)関連土地の複合開発事業「ザ・パークサイド・ソウル」が進行中であり、向かい側のクラウンホテルの敷地には高級住宅団地「エテルノ龍山」の着工も控えるなど、周辺地域での開発が相次いでおり、将来的な資産価値の上昇が期待されています。
不動産関係者は、このビルが様々な好材料を反映して350億ウォンで売却を進めていると説明し、直接使用する目的と将来性を考慮すれば、非常に優れた購入事例だと評価しています。
テ・ジナは韓国を代表するトロット歌手であり、数多くのヒット曲で国民的な人気を博しています。歌手活動だけでなく、実業家としても多方面で活躍しており、特に不動産投資分野で注目を集めています。今回の梨泰院のビル売却は、彼の成功した投資活動の一つとして注目されています。