SEVENTEEN、ワールドツアー「NEW_ _」でソロステージ披露、サプライズ登場の4人にファン歓喜

SEVENTEENのワールドツアー「NEW_ _」が、メンバーたちのソロパフォーマンスを通じてグループの新たな10年の可能性を証明し、大盛況のうちに幕を閉じました。メンバー自身も「『NEW_ _』にふさわしい僕たちのソロステージだった」と語るほど、個々の個性と実力を存分に発揮する場となりました。

末っ子のディノは「Trigger」でセクシーな魅力を披露してステージの幕を開け、ジュンは「Lucky」で妖艶かつ洗練されたパフォーマンスを披露しました。また、バーノンは自身でギターを演奏しながら「Shining Star」を熱唱し、まさにロックスターのような姿を見せつけました。

ジョシュアの「Fortunate Change」は、リズミカルなポップサウンドにラブリーな歌声が加わり、ドギョムの「Happy Virus」は、タイトル通り観客の顔に幸せな笑顔を広げました。スングァンは、自身でピアノを演奏しながら「Raindrops」を歌い上げ、切ない叙情性と爆発的な歌唱力を同時に披露しました。

ディエイトは「Skyfall」で華麗なパフォーマンスを披露し、EDMコンサート会場のような熱気を生み出し、ミンギュは「Shake It Off」でステージをまるでランウェイのように掌握しました。最後のソロステージは、総括リーダーのエスクプスによる「Jungle」でした。華麗なラップと強烈なエネルギーで公演会場を熱く盛り上げ、それを見守ったディエイトは「エスクプス兄さんがラップをしながらステージを楽しむ姿がとてもかっこよかった」と感嘆しました。

ソロステージがメンバーの個性と潜在力を示した一方、この日の公演会場の本当の感動は、サプライズプレゼントのような瞬間でした。兵役義務を遂行中のジョンハンとウォヌ、そして入隊を控えたウジとホシが、なんと観客席に姿を現したのです。彼らの登場に、観客のCARAT（ファンの名称）たちは一斉に立ち上がり歓声を上げ、中にはすすり泣くファンの声も聞かれました。

ジョンハンは昨年9月から、ウォヌは今年4月から社会服務要員として服務中です。ウジは公演翌日の15日に入隊予定で、ホシは16日に入隊を控え、短く刈った髪でファンと会いました。

この日、9人のメンバーでステージに立ったSEVENTEENは、「今日、本当に大切な方々がいらっしゃいました」と、観客席にいる4人のメンバーを紹介しました。そしてファンに向かって「ステージ上には9人しかいませんが、今ここには13人全員がいます」と語りかけ、感動を呼びました。

SEVENTEENは、ステージ上の9人と客席の4人、真の完全体として仁川アジアード主競技場を熱気で満たしました。メンバーたちは「ソロ曲まで、正規5集『Heng:garæ』の収録曲をすべてお見せできたことが意味深かった」とし、「ここにいる4人のメンバーも、いつかコンサートでソロステージをするでしょう？13人だと多すぎますか？」と語り、ファンを熱狂させました。完全体とソロ、両方向で飛躍するSEVENTEENの新たな10年に注目が集まります。

SEVENTEENは2015年にデビューした13人組ボーイズグループで、メンバー全員が作詞・作曲・プロデュースに参加する「自社プロデュースドル」として有名です。デビュー当初から強烈なパフォーマンスと独創的な世界観でK-POPファンの心を掴み、毎アルバム発売ごとに高い販売量とグローバルチャート成績を記録しています。最近ではワールドツアー「FOLLOW」を成功裏に終え、グローバルな人気を証明しました。