
オ・ダヨンPD、『月まで行こう』の中東風刺論争に改めて謝罪
Yerin Han · 2025年9月16日 3:09
MBCの新金土ドラマ「月まで行こう」のオ・ダヨンPDが、以前提起されたティーザー映像における中東風刺論争について、改めて謝罪の意を表明した。
16日、ソウル市麻浦区上岩MBCにて「月まで行こう」の制作発表会が開催され、オ・ダヨンPDをはじめ、俳優イ・ソンビン、ラ・ミラン、チョ・アラム、キム・ヨングデが出席した。
来る19日に初放送される「月まで行こう」は、月給だけでは生きていけない世知辛い現実で、3人の女性が仮想通貨投資に飛び込み、繰り広げられるハイパーリアリズム生存記を描くドラマで、ナ・ユンチェ脚本、オ・ダヨン、チョン・フンPDが演出を手掛ける。
しかし、先に公開されたティーザー映像が1980年代と90年代に人気を博した有名製菓会社の 広告映像をモチーフにして制作されたが、一部海外ネチズンから、主演俳優たちが着用した衣装が特定の中東地域の文化を風刺しているという批判が提起され、議論が拡大していた。
これに対し、制作陣は先月「他文化圏に対する配慮が欠けていた部分があった」と謝罪文を発表した。
この日、オ・ダヨンPDは「再考の余地なく、繊細に作業すべきだった。反省の姿勢を示すべきだった件」と当時の不備を認めた。
彼女は続けて、「今回の事態を通じて感じたのは、私も良いドラマを作るために奮闘したが、もはやドラマは国内だけで視聴される内需用ではないということだ。今後、多様な人々に対して認識的な感性を磨き、育てていきたい」と付け加えた。
オ・ダヨンPDは「月まで行こう」を通じて、次期作への期待を高めている。彼女は以前にも繊細な演出力で注目を集めたことがある。今回のドラマで、グローバル視聴者を意識したコンテンツ制作への意欲を固めた。
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