ナナ、デビュー16年でソロ挑戦…「芸術」と称賛される衝撃のビジュアル

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ナナ、デビュー16年でソロ挑戦…「芸術」と称賛される衝撃のビジュアル

Doyoon Jang · 2025年9月17日 2:18

AFTERSCHOOL(アフタースクール)出身のナナが、デビュー16年を経てソロアーティストとして帰ってきた。14日にリリースされたニューアルバム『Seventh Heaven 16』のタイトル曲「GOD」のミュージックビデオは、公開されるやいなや熱狂的な反響を呼んでいる。ナナは今回のアルバムで、これまでの「可愛らしさ」を脱ぎ捨て、内面の真摯さに焦点を当て、「芸術」と呼ぶにふさわしい表現力を見せつけた。

「GOD」のミュージックビデオは、薄暗い空間で同じ服を着た女性たちが反復的なダンスを踊る中、その中心に立つナナの姿を映し出している。これは、過ちを繰り返し苦悩する人生の中で、神にのみ救いを求める人間の愚かさを表現したものと解釈される。「Love your self」というメッセージを通じて、自分自身を愛することの重要性を強調している。

2009年にAFTERSCHOOLとしてデビューしたナナは、その後、tvNドラマ『グッドワイフ』を皮切りに、女優としても確固たるキャリアを築き上げてきた。『ジャスティス』、『グリッチ』、『マスクガール』など、多様な作品で演技の幅を広げてきた。

ナナが今回のアルバムの発売日を自身の誕生日であり、デビュー16周年を記念する日に設定したことには特別な意味がある。『Seventh Heaven』は「最高の幸福」を意味する慣用句であり、16年間エンターテイナーとして経験してきたことから得た悟りや気づきを込めて、リスナーに幸福を届けたいという意志が込められている。

ファンはナナの破格的な変身と深いメッセージに称賛を送っている。特に、人間の不安、弱さ、執着といった複雑な感情を、表情だけで繊細に表現したナナの芸術性には、「韓国のレディー・ガガ」という評価まで出ている。華やかさよりも内面の誠実さに集中した今回のアルバムは、率直で飾らない魅力を放っている。ナナは今後、収録曲「Daylight」と「傷(サンチョ)」のミュージックビデオも順次公開する予定だ。

ナナは2009年にガールズグループAFTERSCHOOLのメンバーとしてデビューし、ユニット活動であるOrange Caramel(オレンジキャラメル)でも大きな人気を博しました。2016年にはドラマ『グッドワイフ』で女優に転身し、好評を得て俳優としても成功を収めています。今回のソロアルバムは、歌手および俳優として培ってきた16年間の経験と省察が集約された作品です。