
『K-POPデモンハンターズ』、PG指定の短編アニメ『Debut』が確認されシリーズ拡大への期待高まる
世界的ヒットを記録した『K-POPデモンハンターズ』シリーズの新たな展開が示唆されています。
現地時間17日、海外メディア『Twisted Voxel』によると、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントが制作した新作アニメ短編が、公式のレーティング分類で確認されました。この作品は『Debut: A KPop Demon Hunters Story』というタイトルでPG指定を受けており、一部のアクション、暴力シーン、およびホラーイメージが含まれることが示唆されています。
ストーリーに関する詳細情報はまだ公開されていませんが、タイトルから推測すると、人気ガールズグループ『Huntr/x』の誕生秘話を描くか、本編と連動したスピンオフ作品となる可能性が高いです。公開形態についても、Netflixでのストリーミング配信、劇場公開、あるいは将来的なシリーズ展開におけるボーナスコンテンツとして提供されるのか、現時点では不透明です。
6月20日にNetflixで公開された『K-POPデモンハンターズ』は、K-POPガールズグループ『Huntr/x』がアイドル活動と並行して悪霊ハンターとしても活躍するというユニークな設定で、世界的な現象を巻き起こしました。華やかなビジュアル、韓国的な要素、そして魅力的なサウンドトラックが、爆発的な人気に貢献しました。
本作はNetflixの歴代記録を更新し、プラットフォームオリジナル作品としては異例の2億6600万ビューを記録しました。また、サウンドトラックはビルボードHot 100やSpotifyグローバルチャートでも上位にランクインし、グローバルチャートでの成功も収めています。
なお、ソニーは2021年に締結されたNetflixとの「固定手数料契約」により、第1弾で得た収益は2000万ドルにとどまりましたが、続編やスピンオフの権利はソニーが保有しており、現在監督たちと正式な続編に関する協議を進めているとのことです。
『K-POPデモンハンターズ』はK-POPカルチャーとファンタジーアクションを融合させた独創的なストーリーテリングで注目を集めました。マギー・カンとクリス・アッペルハンス監督が手掛け、質の高いアニメーションクオリティを提供しました。サウンドトラックもビルボードチャートに名を連ねるなど大きな成功を収め、作品の人気を牽引しました。