SMクラシックス、東京での初の海外公演を盛況のうちに終了 K-POPオーケストラのグローバル展開へ

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SMクラシックス、東京での初の海外公演を盛況のうちに終了 K-POPオーケストラのグローバル展開へ

Minji Kim · 2025年9月17日 8:13

SMエンターテインメント傘下のクラシック&ジャズレーベル、SMクラシックスは9月15日、東京国際フォーラム ホールAにて「SM CLASSICS LIVE 2025 in TOKYO」を成功裏に終え、K-POPオーケストラの可能性を示しました。

今回の公演は「SM CLASSICS LIVE 2025/26シーズン」の最初の海外公演であり、SMクラシックスのオリジナルIPが世界のクラシック舞台に初進出したという意味深いイベントとなりました。

公演は「Welcome To SMCU PALACE」で幕を開け、Red Velvetの「 빨간 맛(Red Flavor)」、NCT Uの「Make A Wish」、BoAの「나무(Tree)」、EXOの「으르렁(Growl)」、aespaの「Black Mamba」、東方神起の「Rising Sun」など、SMのヒット曲がオーケストラバージョンで披露され、観客を熱狂させました。

特に、SUPER JUNIORのキュヒョンは「어린왕자(The Little Prince)」と「아무것도 하지 않아도 돼(No Need To Do Anything)」を情感豊かに歌い上げ、イトゥクはユーモアあふれる解説で楽曲の魅力を伝えました。SHINeeの「Sherlock•셜록」、NCTの「Golden Age」、少女時代の「다시 만난 세계(Into The New World)」が壮大に演奏され、公演はクライマックスを迎えました。

キュヒョンは日本のファンのために「어린왕자(The Little Prince)」と「도로시(Dorothy)」のオーケストラバージョンを初公開しました。イトゥクとキュヒョンは、SMクラシックスの音楽が持つ独特の力と感動に満ちた体験だったと感想を述べました。

1972年創立の「ニュー・ジャパン・フィルハーモニック」と、数々の著名な指揮者と共演してきた松村秀明氏がタッグを組み、SMの代表曲をフルオーケストラで演奏しました。これはK-POPとクラシックの成功的な融合を証明するものでした。

世界初のK-POPオーケストラコンサートとして2月に初公演を行って以来、世界各国からラブコールを受けている「SM CLASSICS LIVE」は、ソウル、東京公演に続き、2026年2月にはオーストリア・ウィーン公演を通じて、世界の音楽ファンと出会い続ける予定です。SMクラシックスは、公演・楽譜IPライセンス事業を本格化し、K-POPオーケストラのグローバルな普及をリードしていきます。

SMクラシックスは、SMエンターテインメントが設立したクラシックおよびジャズに特化したレーベルです。SMクラシックスは、既存のSM所属アーティストの楽曲をクラシックやジャズバージョンに編曲するなど、革新的な試みを続けています。今後も様々なアーティストとのコラボレーションを通じて、クラシック音楽の大衆化に貢献することが期待されています。