ヨン・サンホ監督の映画『顔』、トロント国際映画祭の舞台裏スチールを公開

「根源的なヨン・ユニバース」への帰還として圧倒的な好評を得ている映画『顔』が、第50回トロント国際映画祭（TIFF）の熱気と特別な瞬間を捉えた舞台裏スチールを公開し、注目を集めています。去る9月11日に劇場公開されて以来、連日熱い反応を呼んでいるこの映画は、盲目でありながら篆刻分野の職人となった「イム・ヨングギュ」と、息子の「イム・ドンファン」が、40年間埋もれていた母の死に関する謎を暴いていく物語を描いています。

第50回トロント国際映画祭の「スペシャル・プレゼンテーション」部門に招待された本作の主演俳優、パク・ジョンミン、クォン・ヘヒョ、シン・ヒョンビン、イム・ソンジェ、ハン・ジヒョンとヨン・サンホ監督の多様な現地での様子が収められた舞台裏スチールは、ファンの視線を釘付けにしています。

現地時間9月9日（火）夕方、ワールドプレミア上映に先立って行われたレッドカーペットイベントでは、世界中から集まった観客の熱狂的な歓迎を受け、俳優たちが惜しみなくファンサービスを行う姿が捉えられ、現場の興奮した雰囲気をそのまま伝えています。続いて行われた公式フォトコールでは、ヨン・サンホ監督と俳優たちが、トロント国際映画祭のために用意したスーツとドレス姿で、降り注ぐフラッシュと熱気あふれる取材陣の応対に余裕を持ってポーズをとりました。

特に、1,721席を埋め尽くしたプリンセス・オブ・ウェールズ劇場で行われたワールドプレミア上映前の舞台挨拶では、観客の歓声と拍手喝采が、監督と俳優たちのときめく心をそのまま伝えていました。

さらに、トロント現地で広報スケジュールをこなす俳優たちの姿も目を引きます。様々な場所を訪れ、現地の観客と積極的にコミュニケーションをとる彼らの温かい姿は、映画への情熱がトロントを熱く盛り上げたという裏話とともに伝えられています。

ヨン・サンホ監督と俳優たちの熱意あふれるトロント国際映画祭参加の裏側を収めたスチールを公開した映画『顔』は、現在好評上映中です。

ヨン・サンホ監督は、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『新感染半島 ファイナル・ステージ』などの作品で、韓国型ブロックバスターや社会風刺的なメッセージを盛り込んだ作品として世界的な名声を得ています。彼の作品は、独創的な世界観と強烈なストーリーテリングで多くのファンに愛されています。本作『顔』は、彼の新たな演出スタイルと深まったメッセージを垣間見ることができる作品として期待されています。