
ミラ・ジョヴォヴィッチ、釜山訪問に喜び「韓国記者の深い質問に感謝」
ハリウッド女優ミラ・ジョヴォヴィッチが、映画『プロテクター』の広報のため、再び韓国、釜山を訪れた。
18日午後、釜山映画の殿堂で開催された第30回釜山国際映画祭ミッドナイト・パッション部門公式招待作『プロテクター』の記者会見に出席したジョヴォヴィッチは、韓国訪問への期待感を語った。
会見に先立ち、彼女は映画のために自ら作曲した楽曲を選曲して流し、その曲が映画の雰囲気をよく表していると考え、韓国の取材陣に紹介したいと述べた。この曲は劇中、あるシーンでラジオから流れる設定になっているという。
2017年に『バイオハザード:ザ・ファイナル・チャプター』のプロモーションでソウルを訪れた際の経験を振り返り、当時の韓国ファンからの温かい歓迎や、夫と共にソウルの街を巡った思い出を語った。また、現在はグルテンフリーの食事制限をしているため、以前のようにパイを楽しむことは難しいかもしれないと、ユーモアを交えて話した。
釜山国際映画祭の開幕式に参加し、多くの素晴らしい俳優たちに会えたことを光栄に思っているとし、「プロテクター」が世界で初めて釜山で上映されることにも触れ、夢が叶ったと喜びを語った。一方、本作の監督であるエイドリアン・グランバーグは、メキシコ出身で今回が韓国初訪問。「新感染 ファイナル・エクスプレス」への言及もあり、話題となった。
ジョヴォヴィッチは、韓国の記者たちからの質問が非常に深く、内容のあるものであったことに感銘を受けたと語った。アメリカでの広報活動では同じ質問を繰り返すことが多いが、韓国では映画に対する真摯な思いや考えを共有できたと感じ、自身の30年以上にわたるアクション映画人生を振り返り、「本物」の経験だと語った。そして、記者たちの仕事も一つの芸術だと考えるようになったと感謝の意を示した。
ミラ・ジョヴォヴィッチは、「バイオハザード」シリーズで世界的なアクション女優としての地位を確立しました。女優業の傍ら、音楽プロデューサーとしても才能を発揮しています。家族との時間を大切にしており、二人の娘と夫であるポール・W・S・アンダーソン監督と共に幸せな家庭を築いています。