
ホン・ソクチョン、飲食店閉店の苦悩を告白「コロナには勝てなかった」
タレントのホン・ソクチョンが、相次ぐ飲食店の閉店という苦い経験を率直に打ち明けた。それでも、彼は事業への期待感を失っていない。
過去、ホン・ソクチョンはSNSを通じて、20年近く飲食店を経営してきた日々は常に緊張の連続だったと明かした。新型コロナウイルスのパンデミックという強敵により、ついに最後の店まで閉店せざるを得なくなった彼は、「コロナ、こいつは私にもどうすることもできない強敵だった」と苦々しい心境を吐露した。
最近、MBCのバラエティ番組「 구해줘!ホームズ」に出演した際、彼は汝矣島(ヨイド)でタイ料理ビュッフェレストランを経営していた経験を初めて公開した。彼は「汝矣島は、梨泰院(イテウォン)のようにゆったりと楽しむような商業地域ではなかった」と語り、スピードと回転率が命の場所でタイ式ビュッフェとコーヒー販売を同時に行ったことが、事業の失敗につながったと説明した。
しかし、ホン・ソクチョンは挫折せず、大学路(テハンノ)のチキン店の物件を見ながら、新たな事業アイデアを提示して笑いを誘った。彼は「歴史あるブランドは生かさなければならない」と、既存ブランドを活用した事業構想を披露し、共演者であるキム・スクの鋭いツッコミを引き出した。
これまで梨泰院の飲食店の閉店だけが話題となっていたホン・ソクチョンだが、汝矣島での苦い経験も加わった彼の率直な告白は、視聴者に残念な気持ちと深い共感を同時に呼び起こした。
ホン・ソクチョンは、ソウル・梨泰院(イテウォン)を中心に複数のレストランを成功させ、一時は「飲食業界のミダスの手」とも称された。彼の店は、ユニークなコンセプトと美味しい料理で国内外のファンから支持を集めていた。度重なる困難にもかかわらず、彼はテレビ出演や新しい事業への挑戦を続け、その粘り強さで多くの人々に感銘を与えている。