パク・テファン、高校時代に両親へ蚕室のアパートをプレゼント「親孝行エピソード公開」

‘マリンボーイ’パク・テファンが、過去に親孝行のために特別なプレゼントをしたエピソードを明かしました。

KBSのバラエティ番組『新発売！편스토랑』の予告編で、パク・テファンは自身が高校3年生だった2007年に、両親に蚕室（チャムシル）のアパートを購入してプレゼントしたことを告白しました。彼は「実家に帰ってくると、あの時買ってよかったと思う」と語り、「両親の家は私がしてあげたもの」と当時を振り返り、満足感を伝えました。

世界的な競泳選手として活躍し、全盛期を謳歌していたパク・テファンは、数多くのCMに出演しました。彼は「（CMを）いくつ撮ったか分からない」と冗談を交え、「あの時、オファーがあったのに断ったものもある。なぜ断ったのか後悔している」と付け加え、笑いを誘いました。

パク・テファンが言及した住居は、松坡区（ソンパグ）蚕室洞（チャムシルドン）にあるアジア選手村アパートで、かつては「3大アパート」と呼ばれるほどの高い評価を受けていました。この団地は1986年のソウルアジア競技大会の選手村としても使用され、現在は蚕室MICE複合開発事業の最大の恩恵を受ける地域として注目されています。

また、パク・テファンは2012年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した後にも、地域住民にお餅を配って感謝の気持ちを伝えたことで話題になりました。

パク・テファンは、2008年北京オリンピックの金メダリストであり、オリンピック通算4つのメダルを持つ韓国水泳界のレジェンドです。2010年広州アジア大会では、自由形400mと200mで金メダルを獲得し、大会2冠を達成しました。現役引退後は、放送活動の傍ら、水泳の未来を担う若手選手の育成にも力を注いでいます。