Netflix映画『グッドニュース』、釜山国際映画祭を盛況のうちに終了…10月17日公開確定

Netflix映画『グッドニュース』が、第30回釜山国際映画祭の公式日程を盛況のうちに終えました。

「ガラ・プレゼンテーション」部門に公式招待された『グッドニュース』は、開幕式、舞台挨拶、GV、記者会見、オープン・トークなど、全ての公式イベントに参加し、ファンと交流しました。

映画は1970年代、どんな手段を使ってもハイジャックされた飛行機を着陸させようとする人々の、怪しげな作戦を描いた作品です。

上映後、ソン・ギョンウォン Cine21編集長は「ピョン・ソンヒョン監督特有の、ちゃっかりとしたユーモアが際立つ、魔法のような語り口の映画」と絶賛。その他にも「ピョン・ソンヒョン監督の『粋』の良い風刺劇」、「ピョン・ソンヒョン×ソル・ギョングの相乗効果を込めたブラックコメディ」といった称賛の声が作品への期待を高めました。

ピョン・ソンヒョン監督は、1970年代を背景にしながらも、現代にも通用する物語を描こうとしたと演出意図を明かしました。事件そのものよりも、事件に対する反応に焦点を当てて描きたかったと語っています。

謎の解決屋「アムゲ」役のソル・ギョングは、「どこにでもいて、どこにもいない人物」というユニークなキャラクターについて説明し、「これまで経験したことのない役柄で、新しい挑戦だった」と感想を述べました。エリート空軍中尉「ソ・ゴムン」役のホン・ギョンは、キャラクターの野心と欲求に惹かれ、その立体的で内面的な葛藤を演じたと語りました。韓国に派遣された運輸政務次官「シンイチ」役の山田孝之は、韓国作品への参加と上映に喜びを表し、今後もこのような機会が多くあることを願うと述べました。

『グッドニュース』は10月17日にNetflixを通じて全世界で公開される予定です。

ピョン・ソンヒョン監督は、『不汗党：悪徒たちの世』、『キングダム：アシンの物語』などで独創的な演出世界を築き上げてきました。ソル・ギョングとは『不汗党』以来4度目のタッグとなり、新たな相乗効果を予告しています。『グッドニュース』は、彼の卓越した美的感覚とブラックコメディのセンスが集約された作品として期待されています。