
チョン・ヒョンム、「先取り学習」への持論を展開…「殴られながらやったが、ソウル大に行ったかも」
放送人のチョン・ヒョンムが、先取り学習に対する自身の見解を明らかにした。
21日に放送されたKBSバラエティ番組「社長の耳はロバの耳」(以下、サダンギ)では、アナウンサーのオム・ジインが日本に住む夫と二人の子供たちを韓国に招待する様子が描かれた。
この日、オム・ジインは子供たちの進路や適性相談のため、コンサルティング会社を訪れた。夫は、子供たちが韓国と日本を行き来する中で教育環境が変化する過程で、言語の違いにより学習進度についていくのが難しく、私教育に多額の費用を費やしていると苦衷を吐露した。日本での月々の教育費として約200万ウォン(約20万円)を支出していると明かし、驚きを誘った。
子供たちの先取り学習の悩みに対し、イ・ビョンフン所長は中学1〜2年生で高校課程を先取りするのが一般的だと述べ、スタジオ出演者たちに衝撃を与えた。
これを見守っていたチョン・ヒョンムは、自身の幼少期を回想し、「母はモクトン(ソウルの地名)の熱心な母親だった。殴られながら勉強したが、母でなければソウル大に行っただろう」と発言し、笑いを誘った。彼はまた、「先取り学習で成功するケースはごく少数」とし、「ほとんどが先取り学習をしている間に、現行の学習内容を疎かにしてしまう」と自身の持論を表明した。チョン・ヒョンムは、「高校3年生で高校1年生の内容を難しく感じるケースが多い。微分積分はできても、図形の部分でつまずくといった具合にこじれる」とし、「多少の先取りは良いが、あまりにも先を行きすぎることはお勧めしない」と付け加えた。
チョン・ヒョンムは2006年にKBSの第32期公開採用アナウンサーとしてデビューし、その後フリーランスの放送人へと転身、卓越したバラエティセンスで大きな人気を得ています。彼は「私は一人で暮らす」や「新商品出資、私の店」など、多数の人気バラエティ番組の司会を務め、「トレンドに敏感な男」というニックネームも獲得しました。また、優れた学歴でも知られており、延世大学の卒業生です。