キム・ソニョン、'コンフィデンスマンKR'で悪役イ・ソンミを完璧に演じきり、強烈な存在感を示す

女優キム・ソニョンがTV CHOSUN週末ミニシリーズ「コンフィデンスマンKR」に特別出演し、強烈な印象を残して視聴者の視線を集めました。

キム・ソニョンは劇中、ジェギョン病院の理事長イ・ソンミ役を演じ、患者の命よりもVIPを優先する俗物的な一面を卓越して描き出しました。「天才医師」と呼ばれる息子チョ・ソンウ（ハ・ジュン扮）を操り、病院の「悪の枢軸」として君臨する姿は、視聴者の怒りを買いました。

医療事故で再手術が必要な患者の前では偽善的な態度を見せる一方、自分の意に反する医師イム・グァンシク（クォン・ダハム扮）には暴言や脅迫をためらわない二重人格的なキャラクターを完璧に消化しました。また、病院の外でも百貨店のマネージャーを見下したり、他人に劣等感を示したりするなど、俗物根性を隠さずに見せ、ドラマへの没入感を高めました。

特に「チーム・コンフィデンスマン」のターゲットとなった後、ジェームズ（パク・ヒスン扮）をVIP患者コーディネーターと勘違いして彼を利用しようとしたが、逆に策略にはまり大金を失う結末は、痛快さを提供しました。キム・ソニョンは、金と名誉に執着するイ・ソンミというキャラクターをリアルに演じ、「代替不可能な女優」であることを証明しました。この過程でパク・ヒスンとのコミカルな掛け合いも、ドラマの面白さをさらに引き立てました。

キム・ソニョンは「応答せよ1988」でソヌの母親役として大衆に深い印象を与えました。その後、「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」、「愛の不時着」、「その年、私たちは」など、数多くのヒットドラマで安定した演技力で存在感を示しています。スクリーンとブラウン管を行き来し、幅広いキャラクターの消化力を見せています。