チャン・ユンジュ、富豪の令嬢に変身！悪女役への挑戦で「まだ限界ではない」

女優チャン・ユンジュが、TVINGオリジナルドラマ「善良な彼女ブセミ」で富豪の女性役に大胆に変身する。

22日に開催された制作発表会で、チャン・ユンジュは今回の役柄について「これまでの作品と比較すれば大胆な変身と言えるかもしれませんが、まだ私の基準では大胆な変身ではありません。これからも挑戦は続きます」と、今後の女優活動への期待を高めた。

彼女は「シナリオを読んだ時、とても面白かったのですが、『私がこの役をうまく演じきれるだろうか』という悩みも当然ありました」と率直な心境を明かした。しかし、監督の過去作をすべて見返し、特に「誘拐の日」を一気見することで、作品への確信を得たと語り、監督への深い信頼感を口にした。

チャン・ユンジュが演じるのは、手段を選ばず欲しいものを手に入れようとする強欲な義理の娘、カ・ソニョンだ。「カ・ソニョンというキャラクターの複雑な心理を表現できるだろうかとプレッシャーを感じましたが、監督を100%信頼し、密接にコミュニケーションを取りながらキャラクターを創り上げることができました」と説明した。

女優活動を始めて10年になるという彼女は、2015年に公開された映画「ベテラン」の撮影当時を振り返り、「すべての撮影が終わった後、一人でトイレで泣きました」と明かした。「作品をご覧になる方は『どうしてあんな演技をして泣いたんだろう』と思われるかもしれませんが、私はカ・ソニョンという人物を理解し、愛していたからこそ、あの時の感情が生まれたのです」と付け加えた。

一方、「善良な彼女ブセミ」は、人生のリセットを夢見る主人公が、余命宣告された財閥会長と契約結婚をし、莫大な遺産を狙う者たちを避けて3ヶ月間、身分を変えて生き残らなければならないクライムロマンス。来る29日、ENAチャンネルで初放送され、ジニーTVとTVINGでも視聴可能だ。

チャン・ユンジュは、2015年の映画『ベテラン』を皮切りに女優としてのキャリアをスタートさせ、モデルとしての成功に続き、俳優としても着実に評価を高めています。彼女は多様な役柄に挑戦し、その演技力で批評家から称賛を受けています。『善良な彼女ブセミ』では、これまでのイメージを覆す新たな魅力を披露することが期待されています。