
キ・ウンセ、デビュー作の全カットからキャスティング変更まで… 20代の「試練3連コンボ」を告白
女優キ・ウンセが、自身のキャリア初期に経験した辛い出来事を率直に打ち明けた。
22日に放送されたチャンネルAの「親友ノート - 4人分の食卓」で、キ・ウンセはデビューの裏話と共に、相次いで直面した不運な出来事について語った。
彼女は、フィリピンで1ヶ月半かけて撮影した初主演映画が、最終的に全カットになったという痛みを経験したと明かした。「主人公としてキャスティングされ、海外まで行ったのに、撮影後に全カットになるという通知を受けた」と当時を振り返り、残念な気持ちを伝えた。しかし、この作品を通じて、同僚俳優のダウンと出会うという大切な縁も得られたと付け加えた。
さらに、映画だけでなく、試写会後にキャスティングが変更されたり、出演中のドラマでキャラクターが突然留学する設定で降板したりと、20代に相次いで試練に見舞われたと告白した。キ・ウンセは、「ドラマの試写会後に監督が交代し、企画が流れて配役も全て変わるという状況があった」と説明し、周囲の同情を誘った。
「20代でたくさんの活動をしたのに、結局何も見せられなかったような気がする」と語ったキ・ウンセは、「幼い頃からスターを夢見ていたが、繰り返される挫折の末、俳優の道を諦めることを決めた。諦めるのは簡単ではなかったが、プライドのようなものだった」と打ち明けた。
「失望感に浸っていた時、自分を不幸にしたくなかった。何が私を幸せにしてくれるのかを考えた」と前向きな姿勢を強調し、「あの頃は想像もできなかった人生であり、世界を生きていく方法は一つではないということを悟った」と希望に満ちたメッセージを伝えた。
キ・ウンセは2006年にシットコム「ノンストップ5」でデビューし、女優としてだけでなくファッションアイコンとしても多くの人々に愛されている。また、自身の名前を冠したYouTubeチャンネルを運営し、ファンと積極的に交流している。最近では、インテリアデザイナーとしての才能を発揮し、活動の場を広げている。