
ナスダック上場企業KWM、『パラサイト』投資会社の次期作『どうしようもない』に投資
ナスダック上場企業ケイウェーブメディア(K Wave Media、KWM)が、映画『どうしようもない』への直接投資を発表し、グローバル市場進出を本格化させます。
今回の投資は、KWMがナスダック上場後に本社主導で行う初のプロジェクトであり、コンテンツ投資能力を本格的に稼働させる出発点となります。『どうしようもない』は、ベネチア国際映画祭で9分間のスタンディングオベーションを受けるなど、海外で既に作品性を高く評価されています。
特に、これまでは傘下のベンチャーキャピタル法人ソレールパートナーズ(Solaire Partners)が担当してきたコンテンツ投資を、KWM本社が直接行う点に大きな意味があります。これは、KWMが投資から制作、配給までを網羅する垂直統合型の事業構造を基盤に、オリジナルIPの確保と収益多角化にさらに注力する戦略的な動きと解釈されています。
KWM関係者は、「今回のプロジェクトを皮切りに、優れたIPへの先制投資を通じて、グローバルコンテンツ市場での地位をさらに拡大していく」と抱負を語りました。パク・チャヌク監督がメガホンを取り、イ・ビョンホン、ソン・イェジンら超豪華キャストが集結した『どうしようもない』は、この秋最高の期待作とされており、24日に公開予定です。
パク・チャヌク監督の新作『どうしようもない』は、人生に満足していた会社員「マンス」(イ・ビョンホン)が突然解雇された後、妻と二人の子供を守り、苦労して手に入れた家を守るために再就職への自分だけの戦争を準備しながら繰り広げられる物語を描きます。イ・ビョンホン、ソン・イェジン、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘランといった実力派俳優が多数出演しています。本作は、しっかりとしたストーリーと俳優たちの熱演で、すでに国内外のファンから大きな期待が寄せられています。