STAYCのユン、『직장인들2』で「ベテランインターン」に変身！新たな可能性を拓く

ガールズグループSTAYC（ステイシー）のメンバー、ユンがCoupang Playのバラエティ番組『직장인들2』（邦題：『オフィスワーカーズ2』）で、大胆でコミカルな「ベテランインターン」役として新たな魅力を開花させている。シーズン1では控えめな新入社員だった彼女が、シーズン2では先輩やゲストにも臆せず冗談を飛ばし、番組の雰囲気を一変させるキーパーソンへと成長した。

最近放送されたエピソードでは、ラッパーのスウィングス相手に巧みな返しを見せ、視聴者から爆笑を誘った。かつてのインターンという立場を超え、相手をからかうような場面は、番組のユーモアを最大化すると同時に、ユン自身の成長物語を象徴している。

ユンは最近のスポーツソウルとのインタビューで、「作家陣とPD陣が状況を細かく設定してくれるので、それに従うだけでうまくいく」と謙虚に語った。練習生時代に培ったリアクションやステージ経験が、オフィス・コメディのリアリティと組み合わさり、相乗効果を生み出しているとの評価だ。

番組出演のオファーを受けた当初の心境についても正直に明かした。「オーディションを受けると聞いたときは、正直怖かった。うまくやれるだろうか、行かないでおこうか、という気持ちもあった」としつつも、「経験してみて、『ああ、だからみんな挑戦するんだな』と理解できた」と語った。シーズン1の経験が、シーズン2ではより一層、心を強くしてカメラの前に臨むきっかけとなり、自身の新たな一面が開かれることにつながったと付け加えた。

彼女の変化は、視聴者の反響にも表れている。ユンはコメントを丁寧にチェックしていると告白し、特に「もっと綺麗になった」という反応が印象に残っていると語った。実際に5キロの減量も成功させ、外見的な変化も見せている。何よりも、自身が意図した「インターン・ベテラン」キャラクターが視聴者にしっかりと受け入れられた時に、最もやりがいを感じると強調した。

「私が準備した小さなポイントが画面を通して視聴者に伝わり、それが笑いとなって返ってきた時、それが私にとってパフォーマーとして、活動する者として最も幸せな瞬間だと思います。」

現在、ユンはドラマ撮影も並行してこなし、活動の幅を広げている。アイドルとしてだけでなく、バラエティや演技にも挑戦し、自身の可能性を試す段階にある。

「コメディ要素もあり、演技的な部分もある作品を撮っています。『직장인들』を通して、私が持つ新しい側面を見せることができ、さらに多くの挑戦を続けていきたいです。」

今後、共演したいゲストについては、しばし考えた後、音楽界の大先輩の名前を挙げ、シーズン3への期待を隠さなかった。「歌手出身なので、音楽的な共感がある方々がいらっしゃると面白いと思います。チョ・ヨンピル先輩のような方をお迎えできたら、本当に光栄です。音楽の話もして、『직장인들』特有のやり方でじゃれ合いたいです。いつか新しい世代の後輩たちが入ってきたら、私はまた違うポジションになるでしょう。後輩を面倒見る先輩役なら、また違った面白さがあると思います。」

アイドル、ユンから女優、シム・ジャユンへ。彼女は今、ステージとカメラを行き来する多彩な物語の中で、自分だけの名前を刻み込んでいる。「人生の幅が広がっていることを自分でも感じています。今後は、さらに多くの分野に挑戦し、私が持つ色を一層お見せしていきたいです。」

ユン（本名：シム・ジャユン）は2001年生まれで、ガールズグループSTAYCのリードボーカルを務めています。2020年にSTAYCとしてデビューし、特有の明るく活発な魅力で多くのファンから愛されています。『직장인들2』以外にも、様々なバラエティ番組で活躍し、万能エンターテイナーとしての才能を発揮しています。