BTSジンとペク・ジョンウォン氏の会社、原産地表示法違反で告発

ザ・ボーンコリアのペク・ジョンウォン代表とBTSのメンバー、ジンが2022年に共同設立した酒類会社ジニーズランプ（JINI‘s LAMP）が、原産地表示法違反の疑いで告発されました。

告発人は22日、ジニーズランプの「アイギン（IGIN）ハイボールトニック」シリーズのうち、「プラム味」と「スイカ味」の2製品について、国立農産物品質管理院に告発状を提出しました。

主な告発内容は二点です。まず、オンラインショッピングモール上で原産地を「韓国産」と表示し、消費者に誤解を与える可能性があるという点です。製品ラベルにはそれぞれチリ産、アメリカ産の濃縮液を使用していると明記されているにもかかわらず、オンライン販売ページでは異なる表示がされていたと指摘されています。

次に、「スイカ味」製品の詳細ページに「プラム味」製品の情報が誤って記載され、該当加工品の原材料の原産地表示義務が履行されていなかったという嫌疑です。

これは「農水産物の原産地表示等に関する法律」の違反に該当します。告発人は、法と原則に基づいた徹底的な捜査と、違反が確認された場合の刑事立件および検察への送致を求めています。

現在、該当オンラインショッピングモールの商品情報は修正されています。ジニーズランプの関係者は、オンライン販売ページの商品詳細情報の一部が、他味製品の情報と誤って一部期間掲載されていたことがあったとし、是正措置を完了したと説明しました。また、原産地表示違反に関する当局からの捜査着手の通知は受けておらず、調査要請があれば十分な釈明を行うとの立場を示しました。

なお、ジニーズランプは2024年12月に、韓国産の米とリンゴを主原料とした蒸留酒「アイギン アップルジン」を発売しています。

ジニーズランプは、韓国を代表する外食産業家であるペク・ジョンウォン氏と、世界的な人気を誇るグループBTSのメンバーであるジン氏がタッグを組んだプロジェクトです。両者は、革新的な酒類開発を通じて、新たな市場を開拓することを目指しています。今回問題となったアイギン（IGIN）ハイボールトニックシリーズは、多様なフレーバーで若者を中心に人気を集めています。