コールドプレイ公演のキスカム騒動、IT企業元幹部が不倫疑惑を否定「誤解だ」

コールドプレイのコンサート中に「キスカム」に映り込み、不倫疑惑の渦中にいた米IT企業のアストロノマー元最高人事責任者（CPO）、クリスティン・キャバット氏側が、誤解であることを訴えた。

キャバット氏は今年7月、マサチューセッツ州ボストンで開催されたコールドプレイのコンサートで、アンディ・バイロン前CEOと後ろから抱き合う姿が大型スクリーンに映し出され、不倫疑惑が浮上した。当時、二人は困惑した様子で顔を隠し、すぐに身をかがめてその場を離れた。

これを見たボーカルのクリス・マーティンが「浮気かもしれないし、単に恥ずかしがり屋かもしれない」と冗談を言ったが、すぐに「不倫スキャンダル」として広まった。結局、バイロン氏はCEO職を辞任し、キャバット氏も自ら会社を去ることになった。

キャバット氏側は、「不倫は一切なかった。二人は仕事上の親しい間柄であり、信頼できる友人だっただけだ」と主張。「コンサート当時、キャバット氏はすでに夫と別居しており、夫も別のデート相手と共にコンサートに参加していた」と説明した。さらに、「キャバット氏は1カ月後に離婚手続きに入り、夫婦は離婚過程でお互いに友好的な関係を維持していた」と付け加えた。

また、キャバット氏は事件直後、わずか3日間で900件を超える殺害脅迫メッセージを受け、息子の迎えに行く際でさえ、車外で指をさされたり写真撮影をされたりして外出が困難な状況だったと伝えられている。

クリスティン・キャバット氏はAIスタートアップ企業アストロノマーの元最高人事責任者（CPO）です。彼女はコールドプレイのコンサートで、元CEOのアンディ・バイロン氏と共にキスカムに映り、不倫疑惑をかけられました。キャバット氏側は、これは誤解であり、当時すでに夫と別居し、離婚を進めていたことを強調しています。