
キム・シンヨン、ラジオ休演の理由が判明…故チョン・ユソン氏の最期を看取った「弟子としての道」
コメディアンのキム・シンヨンがMBC FM4Uのラジオ番組「正午の希望曲 キム・シンヨンです」を1週間休んだ理由が、故チョン・ユソン氏の最期を看取るためだったことが後に明らかになり、多くの人々の感動を呼んでいます。
11月23日からキム・シンヨンの代役としてスペシャルDJを務めた歌手のナビは、28日までリスナーと共に過ごす予定でした。当時、ラジオ側はキム・シンヨンの個人的なスケジュールによる不在だとだけ告知していたため、リスナーたちは彼女の健康や個人的な事情について多くの心配を寄せていました。
そんな中、「コメディ界の巨匠」と呼ばれた故チョン・ユソン氏が健康悪化で危篤状態にあるというニュースが伝えられました。彼は気胸の手術後も呼吸困難の症状が続き再入院し、釜山国際コメディフェスティバルにも不参加でした。知人たちは彼の危篤説を一蹴する声もありましたが、お見舞いに訪れたキム・ハクラェお笑い芸人協会会長は「状態は深刻だ」と懸念を示しました。
ついに11月25日夜、故チョン・ユソン氏は76歳でこの世を去りました。遺体安置所はソウル峨山病院の葬儀場に設けられ、コメディ界は深い悲しみに包まれました。
特に故チョン・ユソン氏の弟子であるキム・シンヨンは、彼のそばに付き添い、看護していたことが伝えられています。イ・ギョンシルコメディアンは自身のSNSを通じて、故チョン・ユソン氏とキム・シンヨンの姿に言及し、深い哀悼の意を表しました。彼女は「キム・シンヨンがそばを離れず、濡れタオルを取り替えながら看護していた」とし、キム・シンヨンが師匠に対する弟子としての道理を尽くす姿に感動したことを伝えました。
このニュースが伝わると、キム・シンヨンを待っていたリスナーたちは、彼女のラジオ出演休止の理由を知り、残念な気持ちと共に温かい応援と慰めのメッセージを送っています。ファンは、キム・シンヨンが師匠の最期を見送った温かい心に共感し、彼女が心を整理する時間を持つことを願っています。
キム・シンヨンは1983年生まれで、2003年にMBCの公開採用コメディアンとしてデビューしました。ラジオDJとしてだけでなく、バラエティ番組でも活躍し、多才な放送人としての地位を確立しています。特に、自身のSNSを通じてファンと積極的にコミュニケーションを図り、親しみやすいイメージを築いています。