
オム・ジョンファ「記憶を失ったスター?私ももう一度やり直したい」…次は時代劇に挑戦?
韓国の「マドンナ」であり、数多くのK-POP女性ソロアーティストのロールモデルであるオム・ジョンファが、最近終了したジニTVオリジナルドラマ「私のスター、私の子供(仮題)」を通じて、視聴者に深い印象を残した。
ドラマ終了後、スポーツソウルとのインタビューに応じたオム・ジョンファは、「記憶を失ったスターという設定に惹かれた」とし、「もし私でも誰も私を認識してくれなかったら、もう一度やり直したいと思うだろう」と語り、笑いを誘った。
「私のスター、私の子供」は、トップスターのイム・セラが記憶喪失により、平凡な中年女性のボン・チョンジャとして生きていく物語を描いた。オム・ジョンファは、正反対のキャラクターを行き来する演技で、幅広い演技スペクトルを披露し、彼女ならではの深みのある演技力で「さすがオム・ジョンファ」という賛辞を受けた。
キャラクター分析に対する彼女の情熱は、些細なディテールも見逃さないという粘り強さとなって現れている。オム・ジョンファは、「ボン・チョンジャを演じる時は、鏡をほとんど見なかった。『ブサイクさ』をチェックしてから、外見をチェックした」と撮影当時のエピソードを伝えた。
オム・ジョンファとボン・チョンジャは、外見は違えど、内面には消えることのない情熱を秘めている。50代半ばになっても挑戦を止めない彼女の原動力は「幸せ」だ。
ソン・スンホンとの10年ぶりの再会について、オム・ジョンファは「大きな縁」だとし、「おかげで楽しく撮影できた。中年のロマンチックコメディーがどのように映るか期待と心配もあったが、良く見ていただけて嬉しかった」と明らかにした。
歌手活動への意欲も依然として熱い。オム・ジョンファは、新しいアルバムを構想中であり、以前とは異なるメッセージに集中していると語った。「今は、アルバムを作りたい時に、やりたい話を込めて作業する」とし、「音楽スタイルよりも、どんな話をすべきかを考えながら、次のアルバムを準備している」と付け加えた。
前作の10thアルバム「The Cloud Dream of the Nine」は、甲状腺がん手術後の声帯損傷という試練を乗り越え、「永遠のディーバ」として復帰した象徴的な作品だった。オム・ジョンファは、「今は音楽スタイルよりも、どんな話をすべきかを考えながら、次のアルバムを準備している」と強調した。
「空だけが許した愛」、「裏切りのバラ」、「Molla」、「Festival」など、数多くのヒット曲を残したオム・ジョンファは、デビュー34年目になっても、なお純粋な情熱を宿していた。
「芸能人は大変だが、夢を追うことはとても楽しい。俳優でも歌手でも楽しい」と語る彼女は、「まだやったことのないことがたくさんある。時代劇もとてもやってみたい。夢に見るのに年齢は重要ではない」と、未来への期待感を示した。
オム・ジョンファの変わらぬ情熱と、ドラマ・歌手活動への意欲に対し、日本のファンからも「いつでも応援しています」「新しい挑戦、楽しみにしています」「どんな役でもこなせるのがすごい」といった温かいコメントが寄せられている。